
ファームウェア開発のエキスパートになりたい。配属後2年間で9冊にまで増えた開発ノートは自分に自信を与えてくれる力の源です。
2022年 新卒 Y.Y
【開発領域】ファームウェア開発
【卒業学部・学科】工学部・電子情報システム工学科
ITエンジニアになった理由を教えてください。
子供の頃から物が動く仕組みを考えるのが好きで、色々分解しては中の仕組みを見て、元に戻すことを楽しんでいました。小学校低学年の時に家の時計を分解して元に戻せず、家族に怒られた!なんてこともありました。小学校4年生くらいでコンピュータの内部処理やプログラミングに興味を持ち始め、自分で調べたり、好きな科学系雑誌の特集で付録が「マイコン」だったときは付録で遊びながら勉強していました。
大学進学時は迷わず、情報システム系の学科を選択しました。大学の授業で組込みシステムについて学び「外部の物を制御するって面白い!」と思い就職活動ではファームウェアエンジニアを志望しました。


就職活動の軸を教えてください。
自分でプログラミング作業ができることと、お客様と直接やりとりできる環境であるか、この2点は大きな軸として持っていました。その他には、一社に長く働きたいと思っていたので、就労環境も必ずチェックしていました。例えば残業時間の多さ、大卒時の初任給、会社の売り上げ規模と社員規模のバランス、社員の平均勤続年数などを調べたり、質問して情報を得ていました。
成功体験や苦労した経験を教えてください。
成功体験は入社2年目に当社の製品であるsigfox通信ユニットの開発設計を一人で担当したことです。スケジュールの遅れや大きなミスもなく一通りの工程をやり遂げることができ大きな自信につながりました。プロジェクト中は社内の他部署とのやりとりも多く、動作の仕様について擦り合わせが大切だと学びました。部署が違うと普段自分が使用している専門用語が通じるわけではないので、社内打合せや書類作成時は、専門分野外の人でも理解できる言い回しを考えて誤解を生まないように工夫しました。
一方で、お客様の求める機能が技術的に難しかったとき、不可能な部分はどこか、どこまでなら実現可能であるかを相手の立場を考えながら伝えないといけないときは苦労しました。
他にも納期が近く、作業が山積みのプロジェクトに途中から参加した際は、それまでの工程と既に出来上がっている仕様を把握するのが大変でした。時間がない中で、理解を深めつつ与えられた作業をスピーディに進めないといけなくて苦労しました。
