高速多重化通信ボード
弊社で開発を行った高速多重化通信ボードが2011年1月に打ち上げられた宇宙ス テーション補給機「こうのとり2号機」によって宇宙に運ばれ、その後国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」に搭載され、宇宙実験装置における ビッグデータ収集に寄与しています。
概要
-
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)殿向け、千代田化工建設株式会社殿と共同で、国際宇宙ステーション内で実施される各種実験データを受信し、多重化して地上にダウンリンクするための通信ボード(MUX Board Copyright JAXA)開発を行いました
機能
-
・実験装置からLANデータ及びFDDI(3ch)入力
・入力データの時分割多重化処理
・NASA ModuleへFDDI(1ch)出力
* FDDI (Fiber-Distributed Data Interface)
特徴
-
・TAXIデータ通信機能
・高信頼化OS実装
・冗長回路(ECC・3重化)によるデータ高信頼化
・高レート時分割多重
・高速UDP・TCP/IP実装